ウサギの診療

今や犬、猫に次ぐ第三のペットとして地位を確立したウサギ。ウサギは鳴き声に困ることもなく、体臭もありません。散歩の必要もなく、トイレもきちんと覚えるので飼育がしやすい動物です。しかし、ウサギは病気になっても気づきにくく普段から何か異変がないか注意して見てあげることが必要です。普段の食事やお手入れから予防できる病気もあるため、ウサギの性質をよく理解して飼育環境を整えてあげることが大切です。
ウサギの寿命は一般的に約6~8年と言われ、長くて十数年生きます。骨がもろくちょっとした衝撃で骨折してしまうことがあります。また、食べたものを吐くことができないため、異物の誤食には特に注意が必要です。
パンダ動物病院では、うさちゃんたちにも定期的な健康診断をお勧めしています。うさドックはこちら
 

◆ ウサギのしぐさ

〇 後ろ足を「ダンッ!!」と踏み鳴らす。
これはスタンピングと呼ばれる行為で、外敵の接近などの危機を仲間に知らせる行為です。
現在では警戒や恐怖を示す他に、環境や飼い主への不満やストレスの意思表示として行います。
 
〇 穴掘り
もともとウサギは巣穴を掘って暮らします。その習性からケージ内でも巣穴を掘るようなしぐさをします。
興奮時にも穴掘り行動を起こすこともあります。
 
〇 マーキング
顎の下に臭腺を持ち、そのにおいをこすりつけることで縄張りを主張します。家具や柱だけではなく、飼い主さんにもマーキングします。
 
〇 尾を立てる
ウサギの尾の裏側は白く、尾たてるととても目立つようになっています。
求愛する時や興奮時に尾を立たせるといわれています。また、敵から逃げる時に敵の目をかく乱するために立てるともいわれています。
ちなみに、尾を振るのは犬でもおなじみ嬉しい時です。
 
〇 鳴く
機嫌がいい、楽しい:プープー(鼻がなる感じ)
怒ってる:ブーブー(上の声に似てるので注意)
怖い、嫌だ:キューキュー、キーキー
 
〇 便を食べる
ウサギは固いコロコロとした「硬便」と柔らかいブドウ房状になった「軟便」をします。このうち消化できない排泄物が硬便で、軟便は盲腸便ともいわれ多くのたんぱく質やビタミンを含んでいます。ウサギはこの栄養豊富な便を再び食べて栄養を摂っています。
 

◆ ウサギの獣医学

〇 避妊・去勢手術
高齢になってからの病気の予防に避妊手術・去勢手術は有効です。特に女の子は4~5歳から子宮の腫瘍性疾患が増えてきます。予防のための手術としてお勧めしています。
また、オスの排泄の問題に有効なケースもあります。
 
〇 不正咬合
かみ合わせの悪い歯が伸びすぎてしまい、口の中の粘膜を傷つけてしまいます。日頃から牧草をしっかり与えて歯がきちんと磨り減るようにするとともに、定期的な口腔内チェックを動物病院で受けましょう。伸びてしまった歯は一刻も早く動物病院で削るようにしましょう。
 
〇 パスツレラ感染症
パスツレラ菌という細菌による感染症で内耳、皮下、乳腺、心膜、脳・脊髄などあらゆる部位に化膿性病変を引き起こします。この菌が呼吸器に感染する伝染病は「スナッフル」と呼ばれ大変よく遭遇する病気のひとつです。
 
〇 胃内毛球症
毛づくろいの時に飲み込んでしまった被毛が胃の中で固まってしまい排泄不可能になってしまった状態をいいます。初期には比較的元気ですが、徐々に食欲が低下したり便が小さく連なったりします。ひどい場合は胃に穴が開いて急死することがあります。
日頃からパイナップル果汁やネコ用毛玉ペーストを与えて予防しましょう。
ブラッシングも予防に有効です。
 
〇 斜頸
首が一方へ傾く状態で、主に前述のパスツレラ症やエンセファリトゾーン症が原因となります。
斜頸がありながらも長期にわたり全身状態が維持されるケースもありますが、眼振や全身のローリングの為に採食・飲水ができなくなるケースもあります。
パンダ動物病院【東京都目黒区南3-12-18】
 
 
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